Hyper Resolution レーベル 第 2 弾 |
|
・SACDとSuper PremiumなAudio File の2枚組 ・NKB-402 税込価格5250円 ご購入はコチラまで |
|
. | |
前回、音にウルサイと評判の指揮者様から「なにせ良い音で録音して欲しい。」との要望。録音エンジニアはいつでも「良い音」で録音する事を目指している。何を今更って感じだが、これまで最高の機材、最高のスタッフでトライしても自分の聴いてる音をそのままキャプチャ出来ていないと言う。う〜む、これは中々手ごわい指揮者様だ。メイクやデフォルメで美しくする事は可能でも演奏そのものの音を聞こえてる状態でキャプチャする事は至難の業だ。ヘッドフォンでの再生であればダミーヘッドを使用したバイノーラル録音を行えばかなり近い感じで録れるが....なにせ、私はスピーカー派だ。紆余曲折を経て、何度もスロバキアフィルの録音を行っているGeschwandtner氏によるProToolsのマルチトラックの標準システムによる録音と、私(mu-)がその場で8本のマイクだけをミキシングし、超高音質の1ビットレコーダーにダイレクト録音する対決型録音となった。 結果、超高音質の1ビットレコーダーの圧倒的な空気感が採用され第1弾「田園」がリリースされた。この作品が好評との事でまたまたスロバキアまで録音に行き、このたび第2弾のリリースにこぎつけたという訳だ。 前回はまずCDがメインだったので176.4KHz24bitPCMに変換してProTools上で編集し、さらに44.1KHz/16bitにダウンコンバートした。一旦PCMに変換してしまうと「空気の気配」がかなり失われてしまうのだが、そうは言っても176.4KHzと言えばかなりのハイサンプリングレート、CD上の音と比較すれば格段に良い。後学の為にと思い、シンタックスジャパン社の試聴室でRMEの最新のDAで試聴させてもらった。コレが中々いけてる!!!....って事で結局はSACDとPC-Audio盤(176.4MHz24bitPCM)の2枚組、第二楽章のみだがまったく未編集の5.6MHz1bit WSDバージョンとワンポイントマイク+MR1で収録したエグモントも同時収録する事となった。当然の事として評判の良かった部分は今回の第2弾でも踏襲しているがPCMに変換する際のサンプリングレートは192KHzだ。前回はCDがメインで2枚組みの高音質盤は派生製品、今回はCDでのリリースはやめてこのデータとの2枚組みがメインだ。(Data DVD の無いSACDだけというバージョンも同時発売) 秀逸な演奏の同じ素材をCD、SACD、PC-Audio(PCM)、1bitとさまざまなフォーマットで聴く事が出来る。ぜひ「Hyper Resolution」の世界を堪能して欲しい。オーディオファンじゃなくても楽しめる事は間違いない。 2011年6月吉日 Recording Engineer Producer : Mu- Murakami
コンテンツの内容は以下 DISK-1:ハイブリッドSACD盤 DISK-2:以下の内容のDVD-ROM
|
|
・SACDの再生方法の解説 |
・1bit ファイルの再生方法の解説 |
・1bitオーディオ技術についての解説 |
・24bit/176.4KHzや192KHzのWAVファイルをPC Audioにより再生する方法の解説 |
・再生ソフトの入手や操作法 |